ダージリン紅茶は「紅茶のシャンパン」と呼ばれ、セイロンのウバや中国紅茶のキーマンと並び世界三大銘茶の一つに数えられております。紅茶の中でも特に香りを重視される紅茶です。ダージリンが特徴的な香りを持つのは、標高の高い山地で生産されている為です。昼夜の寒暖差が大きく、霧がひんぱんに発生することにより「マスカテルフレーバー」と呼ばれる独特の成熟した甘い香りが作られます。
3〜4月に摘まれる春摘み"ファーストフラッシュ"は、若々しい爽やかな香りが特徴です。発酵度が浅いため、緑茶のような青々とした、若葉の香りがします。ヒマラヤの春一番の香りとして珍重されています。5〜6月摘まれる夏摘み"セカンドフラッシュ"にはこくがあります。しっかりと日光を浴びた茶葉は、若々しい味・香りに代わり、奥行き、深みが増してきます。摘み取られる時期により風味や香りに違いが出ます。
また、水色は澄んだ薄いオレンジ色でとても美しいのが特徴です。爽やかな口当たりの良さ、香り、美しい水色はお楽しみポイントです。
浜佐園のダージリン紅茶で、是非ともご堪能くださいませ。
<淹れ方>湯温 100℃、3gの茶葉に湯量200~300ml、浸出時間 2分
賞味期間365日